みなさん一般的には『コラム』と聞くと、それなりに短くまとまった、何かしらについての文章を思い浮かばれると思います。
けれども、英単語のcolumnを調べていただけるとわかりますが、語源は『建築物の柱、円柱』もしくは『円柱形のもの』などを意味しています。
実はスタジオの名前を決める際、この『柱』という意味を持つ単語を実は探していたのです。
と、いうのも、スタジオをオープンさせるかどうか悩んでいるときに、とあるトレーナーをしている大先輩にこうアドヴァイスしていただいたのです。
『これから貴女の生活がスタジオ一つになってしまって、それが失敗したらこの世の終わり!!?みたいに意気込みすぎてない?自分の人生、理想の生活を考えたときに、その柱の一つと思えばいい。スタジオ以外の柱が必要と思えばそれもやればいい。逆に必要でないと思えばそれは取り除けばいい。もっと大きな視点で捉えて、 見えない不安を無駄に大きくしない!』
当時、大手フィットネスクラブでトレーナーをしていた私は、やんごとなき事情で独立せざるおえなくなり、生まれ育った地元野方でスタジオを開業させることを思いつきました、が、それはそれはもうとても不安でした。浅田真央ちゃんではないですが、開業するか否かは最後の最後迄50/50、フィフティーフィフティーの心境でした。
そして彼女はこうも言って下さいました。
『人には色んな柱が必要。一人の女性としての柱、お母さんとしての柱、仕事場での柱、趣味に取り組む柱、、、。一本の太ーい柱があれば良い、という人もいるかもしれない。けれど、広く大きな屋根を支えるには何本もの柱があったほうがずっと丈夫で、屋根の下は安全に包まれるし、より良い理想の屋根を掲げる事ができる。』
とてもとても心の落ち着く、そして納得のいく言葉でした。
トレーナーとしても経験が浅く、かといってダンサーとして世に名を馳せていたわけでも、有名な団体に所属していた経歴があったわけでもない、いわゆるノーブランドな私。。。けれど、きっと今までの私の知識と経験でも皆さんの為になるレッスンが展開出来るはず!
そしてそんなクラスに通ってくださることが、皆さんの生活の一部、健康的な生活を支える一つの柱になれば!!!
そんな思いで始めたスタジオです。
そして揶揄的な使いかたではなくても、単純に『柱』というのは人体にとっては『骨』だな!というのは誰でも容易に思いつくことでしょう。
ピラティスもバレエもこの骨、骨格の位置、バランスを整えるための筋肉を育て、いずれはより美しいラインにしていく運動の種類です!
『柱』=『骨』という意味でもスタジオコラム!!いいじゃ、ないの〜♪(笑)と思っています。
さらに、さらに、最初の一般的な『文章』という意味がどうしてこの言葉に充てがわれているかといいますと。
新聞を制作する過程で柱のように紙面の端に縦型に残った空欄に、限られた文字数で文章を載せる事がありました。これを後にコラムと呼ぶようになったそうです。
と、いうことをスタジオに置き換えますと、、、
限られたレッスン時間とスペースで、有用な内容をお伝えする、いわば一つのコラムを読んでいただくような気分でレッスンに参加していただきたい!
と、いうところですね。
え?それはこじつけでしょ??って。ばれました??(笑)
長くなりましたが、今こうして連絡を取る事の出来る、スタジオコラムを開く事によって出会う事の出来た皆様に是非一度はお伝えしたかった『スタジオコラム』の名付け由来でした!
そしてまだこのホームページでしか出会えていない貴女にも是非お会いしたいと願っております!
一緒に楽しく美しいスタジオライフを始めましょう!!